店舗の内装デザイン発注しようにも、発注先を選ぶにあたって設計施工会社と個人事務所方が良いのか迷ってしまいますよね。実は双方にメリットデメリットがあります。ご紹介していきますね!
設計施工会社に発注するメリット・デメリット
設計と工事を1つの会社にまとめて依頼できるのが設計施工会社の特徴です。メリット・デメリットについて解説していきます。
メリット
設計と工事を1つの会社にまとめて依頼できるのが大きなメリットになります。その理由としては、工事費の中に設計費が含まれてしまっているので、設計事務所に依頼するよりも費用を抑えられます。全体の費用が把握しやすくなり、出店の予算計画が立てやすくなるでしょう。
設計施工会社は設計事務所などに比べて社員数が多く、様々な部署を持つ会社などもあります。そのため、設計や工事の相談依頼だけでなく、物件紹介なども含めトータルで相談できる会社も存在します。
また、仕様変更などにも柔軟に対応できたり、分野ごとに分かれた対応力の良さ、実績の多さから得られる安心感等も、初めて発注する際にはメリットと言えるかもしれません。
デメリット
設計費と工事費が一緒になっていることはメリットと共に、デメリットにもなります。全ての費用が1つにまとまってしまうため、内訳が不透明になってしまう場合もあります。
費用の細かな部分まで確認したい場合などは、工事費と設計費の見積もりを別々に貰うようにすると良いでしょう。
また、デザイン面においては、設計事務所と比べると斬新さなどは少なくなるかもしれません。
個人事務所に発注するメリット・デメリット
続いて、個人事務所に発注する際のメリット・デメリットについて解説していきます。
メリット
設計事務所やデザイン事務所の看板を掲げている会社は、空間デザインのプロ集団と言えます。依頼者の要望に応じたデザイン性の高い設計をしてくれたり、経験も豊富なため、手間を掛けずに開店まで進めることができるでしょう。
出店者側の立場に立ち、綿密な打ち合わせをしながら工事を進めてくれるため、「工事費は適切か」、「予定通りに開店できる工事スケジュールが組まれているか」なども管理をしてくれます。
デメリット
デメリットに工事費とは別に設計費が必要となり、時間がかかることが多かったり、設計事務所への支払い業務が別途となり手間であることがあげられます。
また、知名度の高い有名な事務所になればなる程、設計費は高くなる傾向があります。また、個人事業で始めたばかりの会社など幅広い会社が存在するため、事務所によってクオリティの差が分かれるかもしれません。
初めて設計事務所やデザイン事務所に依頼する場合は、コンペ形式にしていくつかの事務所からデザイン提案をしてもらったり、設計費がいくら掛かるかを明確にすると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
それぞれでメリット・デメリットは明確に分かれる事がおわかり頂けたかと思います。自分の予算やスケジュールに合わせて上手に使い分けて行きたいですね!
今回の記事が少しでも発注先を選ぶ参考になれば幸いです。